2016年1月16日土曜日

インド人と築地本願寺

インド人(パキスタン人、ネパール人、バングラ人を含む、以下同様)は、門徒(浄土真宗の信者)じゃない。しかし、築地本願寺に故郷を思い起こすインド人もいるようだ。


築地本願寺。インドの寺だと言っても、誰も疑わないんじゃない?

偶然にも、今年の初参りで知り合いのインド人に会った!
「えっ! 浄土真宗だったのか!」

まさか。奴は、バリバリのヒンズー教徒。
家には、ヒンズーの神様の像がズラリと並んでいる。

どこの神社であろうが、寺であろうが、気にせず初詣&初参りするのは、日本人もインド人も同じ。宗教には寛容なのだ。
しかし、インドとパキスタンの関係がそうであるように、宗教対立が問題になるのは、すべて政治のせい。在日インド人には、ヒンズー教徒もイスラム教徒もいるけど、皆、助け合いながら仲良く暮らしている(ように見える)。

翻訳中の Bajrangi Bhaijaan(バジェランギ・バイジャン)も、インドとパキスタンの国境の理不尽さを描いた映画。人々が、政治に翻弄されずに、平和に暮らせないものかと思わせる映画だ。