忘れていた感覚が戻ってきました。
親とはぐれた口の利けない少女シャヒダ、別名ムンニ(ハルシャーリ・マルホートラ)をラシカ(カリーナ・カプール)の家に連れ帰ったパワン(サルマン・カーン)。ラシカというのは、パワンの婚約者。パワンは、猿の顔をした神様バジャラング バリの熱心な信者で、戒律によって絶対に嘘をつかない根っからの善良な人間。ムンニの親を探そうと奔走する。
パワンは、宗教上の戒律で菜食主義者。肉は食べられない。
ムンニは、その食事を食べたがらず、突然いなくなる。
どこへ行ったかと思えば、近所の家に上がりこんで鶏肉を食べている。
そうか、ムンニは菜食主義者じゃなかったんだ。
それに気が付いたパワンとラシカ。
さあ、好きなものを腹いっぱい食べろ、と戒律を破ってムンニにご馳走する。
「Chicken KUK-DOO-KOO」、いい曲だよね。この映画で一番好きな曲かもしれない。
ちなみに「ちかん」と聞こえるのは「チキン」のことな。
お腹が減った お腹が減った
調理場で鶏が鳴いている ククルクー
コフタを持ってきて
コルマを持ってきて
スープもお願い
夜、テレビでクリケットの試合。インドとパキスタン戦。
インドが優勢になると皆は大喜びだが、ムンニは悲しげな顔。
しかし、パキスタンが勝つと、ムンニ大喜びで踊りまわる。
「まさか、パキスタンから来たのか?」
首を縦に振るムンニ。何と、ムンニはパキスタン人、イスラム教徒だったのだ。
敬虔なヒンズー教徒であるラシカの父親は、それに激怒。
「一晩だけ家においてやるから、明日、パキスタン大使館に連れて行け」
しかし、パキスタン大使館は何の証明もない少女を相手にしない。
仕方なく、もぐりの業者にパキスタンに連れて行ってくれるよう依頼するが、そいつは子供を売り飛ばす悪人。パワンは、自分でムンニをパキスタンの両親のもとに送り届けようと決意する。
パスポートもビザもない。
しかし、俺が自分でこの子を両親のもとに連れて行く!
格好いい! さすが、サルマン・カーン。
ここまでが前半。前半だけでも十分に面白いが、後半はもっと面白くなる。
映画のストーリーを思い出しながら書いています。
記憶がよみがえってきました。
では、続きは明日か、明日が無理なら近いうちに。