2013年2月28日木曜日

インド映画『3 idiots』 (3 人のバカ) -- その 1

長引いた風邪もほとんど治ったので、3 バカの翻訳の続きを開始した。
ニコニコにアップされていた日本語字幕付インド映画の秀作だ。
アップ主が自主的に削除したらしく、今はもう見ることができない。

な、だから早く見とけって言ったんだ!!!

大丈夫、字幕はすべて GET してある。
不正ダウンロード? ま、ま、まさか、、、

尊敬すべきニコニコのアップ主の字幕を見ながら、そして DVD の英語字幕を見ながら、そしてほとんどわからないヒンディー語を聞きながら、せりふを日本語にしていくわけだが、他の人の翻訳がこれほど参考になるとは思わなかった。

なるほど、、、という訳が随所にある(フムフム、これはいただき)。
もちろん、ないじゃいこれは、、、という訳も随所に存在する(バカめ、俺様の勝ち!)。

そして思った。
海外の映画は、字幕によって感動の大きさがまったく違う!

字幕って、学校英語みたいに直訳してないんだよね。
訳者の思いが、そのまま画面に現れるんだ。
この 3 バカもそう。
映画のテーマを誤解して翻訳すると、感動半減になってしまう。

ニコニコの字幕を見ながら翻訳しているのだから、それより良くなっているはず?
自分では、そう思っているけど、どうかな。

今回から、翻訳した字幕は公開しようと思う。
誰も見ていないだろうけど、誰かが見ていて、評価でも感想でもくれたら嬉しい。

とにかく、ニコニコのアップ主には感謝だ。
字幕を公開してくれて、本当にありがとう。

2013年2月21日木曜日

スラムドッグ・ミリオネア

昨年 11 月 20 日を最後に冬眠に入っていたが、昨日TBS 系列で放映された『スラムドッグ・ミリオネア』に起こされてしまった。


風邪をひいてしまって、頭はぼ~としているし、鼻はズルズルだし、見るのも辛かったが、話題になった映画でもあることなので、頑張って最後まで見た。

確かに良くできた映画で、ストーリーや構成は申し分ないのだが、いかんせんテーマが面白くない。極貧から抜け出すには、奇跡が起こらないとダメなのか? それは、ないだろう。運頼みと言ってしまったのでは、救いがないじゃないか。実力でのし上がるヤクザの方が、よほど共感できる。

『スラムドッグ・ミリオネア』はイギリス映画だけど、原作は Vikas Swarup (ヴィカス・スワラップ)というバリバリのインド人外交官が書いた『Q&A』という小説(日本語版のタイトルは『ぼくと 1 ルピーの神様』)。原作を読んでないので何とも言えないが、原作は本当に映画のような内容なのか? 映画化する時に、原作の意図をグチャグチャにしてるんじゃないだろうな。

またまた、カレー屋の親父、「この映画、インドではヒットしなかったよ」。

間もなく 3 月。昨年、翻訳を開始した『3 Idiots』(3 人のバカ)が、完成率 16 % で止まったきり。風邪が治ったら、続きでもやるか。