2012年11月8日木曜日

インド映画も変わったね

いつものカレー屋の親父との会話。

「最近のインド映画、短くなったね。 以前は 3 時間も 4 時間もあったのに、今は 2 時間前後だ」
「ダンスも、1 本の映画に 6 つも 7 つもあったのに、今はせいぜい 3 つだよ」
「インド映画のスターのギャラが高くなっているからかな?」
「かもしれないな。 制作費 ン億ルピーもかけたら、絶対にヒットさせなきゃいけないから、冒険できなくったんだな」
「インドだけでは元が取れないから、欧米でヒットさせなきゃならない。つまり、欧米でヒットする映画を作らないとね」

「それに、最近、新しいスターが出なくなったんじゃない?」
「確かに、出てくるのは映画関係者の身内ばかりだね」
「インドの映画界も、歌舞伎の家柄みたいなものかな?  中村家や尾上家でないとスターになれないとか」

で、今と昔、どちらが面白い?
やっぱり、昔のインド映画だ!

みな感じていると思う。 この数年で、インド映画は激変している。
ハリウッド映画の影響が著しい。それも、子供相手の幼稚なハリウッド映画だ。
インド映画が、ハリウッドの映画会社の安価なコンテンツになってしまわないことを祈りたい。

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