翻訳中にイヤというほど見ているので、ストーリーやせりふなどは細かいところまで知っているが、通しで見ると、また違って見えるから不思議だ。
翻訳直後の評価は「限りなく S に近い A」だったが、通しで見ると「ど真ん中の A」と若干下がってしまった。
映画で使われている曲は、どれも印象に残る好曲だが、この映画の CD には映画で使われていない曲が収められている。「Ready Steady Po」(位置について・用意・ドン)という素晴らしくご機嫌な曲だ。
「Ready Steady Po」は、映画のせりふの中に 3 度出てくる。
最初は、ラフールとミーナがビダンバ村にたどりついた後、タミル語を話せないラフールがミーナに、「さっさと行って、村人と話してきてくれ」と言った後、次のように言う。
「おお 女神様! ミーナマ様、今こそ行ってタミル語を話すときです。Ready Steady Po!」
2 つ目は、タンガバリにつかまって、逃げようとするとき。
「逃がしてくれ! Ready Steady Po! 頼む」
そして、実際にタンガバリから逃げ出すときに、ラフールがミーナに向かって
「Ready Steady Po!」
CD の中では最もお気に入りの曲なのに、映画で使ってもらえず、実に惜しい。
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さて、次に取り組む映画だが、第一候補は昨年秋に公開された「Ram-Leela」(ラーム-リーラ)。本当のタイトルは「Goliyon Ki Raasleela Ram-Leela」と長ったらしい。
インドで大ヒットだから絶対に見ろと言われて、DVD を購入。
映像の魔術師、サンジャイ・リーラ・バンサーリ監督の作品なだけに楽しみだ。
主演女優は、Chennnay Express と同じディーピカ・パドコーン。今、インドで最も美しい女優さんだ。もちろん「Om Shanti Om」以来、私は彼女の大ファンだ。
まずは英語字幕で見るか、それともいきなり翻訳し始め、この先どうなるんだろうとワクワクしながら翻訳を進めるか。いつもの事ながら悩ましい。
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