2013年9月25日水曜日

インド映画『Sholay』 (ショーレイ) -- その4

今日は、歌と踊りで盛り上がっている平和な村に、ガッバル自らが乗り込んでくるところから。

ところで、色粉を撒き散らして大盛り上がりのこの村祭り、ホーリー祭なんだよね。
3 月に行われる春を告げる祭りだ。

ここで流れる『Holi Ke Din』(ホーリー)という曲、「ほり~け でぃん でぃる♪ でぃる じゃ~てぃ~へ~♪ 」なんて歌ってるけど、ヒンディー語が分かればねぇ~!

バサンティー役のヘマ・マリニ、この人、踊りうまい。
インドには、美人でかわいくて踊りのうまい人がいっぱいいる!
もちろん、男前で格好良くて踊りのうまい人もいっぱいいる。
やっぱりインド映画は最高だわ!

さて、ホーリー祭を楽しんでいる村に、ガッバルが手下を従えて乗り込んでくる。
馬に乗った山賊が村を蹂躙する。逃げ惑う村人たち。
こ、こ、これは、七人の侍か!

ビルーとジェイも必死で戦うが弾が尽きてしまう。
その戦いを立ったまま動かずに見続けているタークル。
足元に銃が落ちているが、タークルは拾おうとしない。

ガッバルの前に引き出されたビルーとジェイ。
ガッバルはビルーとジェイに、村人の前で自分の足元に平伏して許しを請えと要求する。
ガッバルに土下座するのか! ジェイは、ガッバルに近づいていく。
そして、ガッバルの前に跪くと見せかけて、ガッバルの足元にあった色粉をガッバルに投げつける。

バサンティーが馬車を走らせ 2 人を助ける。まさに、危機一髪!
その後は、ビルーとジェイの大活躍。山賊を見事追い払う。

戦いの後、ビルーはタークルに詰め寄る。
「目の前に落ちている銃も拾えないような臆病者のために、ここに来たんじゃない」

タークルは、銃を拾わなかった理由を語り始める。
「ベラプール警察に赴任していたときのことだ。
我々は、ガッバルがハリプール村を襲うという情報を得た。
その時間に警察が奇襲し、奴らは 逃走した。
私は ガッバルを追った」
 
そして、ガッバルを捕らえて強烈なスリーパーホールド!
 
 
「放せ... 放せ... 放しやがれ、この野郎!」
「ガッバル シン! これは腕ではない! 死刑台のロープだ!」
 
捕らえられたガッバルは、懲役 20 年の刑に処されるが、タークルに向かって、
「いつか脱獄して後悔させてやる。代償は高くつくぞ、タークル!」
 
その後、タークルは休暇を取って家族の待つランガルー村に帰ることにする。
そこへ、ガッバルが脱獄したという知らせ。
 
タークルの家族は、2 人の息子と、それぞれの息子の妻。長男夫婦の子供、つまりタークルの孫。そして、タークルの妹だ。次男の妻は、あっ、あの未亡人!
 
タークルが帰ってくるというので、タークルの孫は駅へ迎えに行きたいと母親にせがんでいる。
次男の妻と使用人は寺へ出かける。
 
そこへガッバルが現れ、タークルの家族を皆殺しにする。助かったのは、寺へ出かけていた次男の妻と使用人だけ。
 
故郷の村に帰り着いたタークルは、無残に殺された家族の遺体を前にする。
頭に来たタークルはガッバルのアジトに向かうが、待ち伏せていたガッバルにあえなく捕らえられてしまう。
 
ガッバルは、タークルに言う。
「俺に言ったことを覚えているか? これは腕ではない! 死刑台のロープだ!
いいか! そのロープを断ち切ってやる!」
 
振り下ろされる 2 本の蛮刀! 両腕を失ったタークル。
タークルは、足元の銃を拾いたくても拾えなかったのだ。
 
何という過去! 何という遺恨! そうだったのか!
と、ここで、、、
 
 
ほえ~、まだ半分!
しかし、この映画、メチャ面白い。
 
(続く)
 
 

2013年9月18日水曜日

インド映画『Sholay』 (ショーレイ) -- その3

タークルの依頼を引き受けることにしたビルーとジェイの 2 人が駅に降り立つ。
駅舎を出たところで若い女性に声を掛けられる。

「お兄さんたち、どこへ行くの?」
「ここは田舎。自動車なんてないわ。
あるのは、バサンティーの馬車だけ」

このバサンティー、いわば駅前タクシーの営業。
口から先に生まれたと言わんばかりに、よくしゃべる。

ビルーとジェイは馬車に乗って、タークルのいるランガルー村に向かうことに。
料金は、1.5 ルピー。
何だかんだと話しながら、楽しい馬車の旅。
ビルーはバサンティーを気に入った様子。


やがて、ランガルー村のタークルの家に到着。
タークルは約束の 5000 ルピーを金庫から取り出して 2 人に渡す。
そして、「疲れただろう、少し休め」と言って、使用人に 2 人を部屋へと案内させる。

タークルが金庫から金を取り出すのを見ていた 2 人。
「金庫に金が詰まっていた!」
「どうする?」
「今夜、奴の金庫を空にして逃げようぜ。どうだ?」

そんな話しをしながら自分たちの部屋に入った 2 人。
いきなり、何人かの男が襲ってくる。

2 人が、男たちを撃退したところにタークルが現れる。
「お前たちに まだ勇気と強さがあるか、確かめさせてもらった」
「それで、どうだった?」
「お前たちを ここに連れてきたのは、間違いではなかったようだ」

タークルが去った後、
「俺たちを連れてきたのは、タークル、お前の間違いだ」と 2 人。

その夜、2 人がタークルの家に忍び込んで金庫をこじ開けようとしていると、
1 人の寂しげな女性が現れる。
「金庫の鍵です」
そう言って、鍵を差し出す。


「金庫には、私には役に立たない装飾品が入っています。
未亡人の私には、もう必要ありません。
お金も いくらか入っています。どうぞ お持ちになってください。
タークルの 叶わない希望など、消えてなくなればいいんです。
あの人は 自分の希望を、あなたたちに託したんです」
 
これは、重要な台詞。後で効いてくる。
しかし、英語字幕で見ていると、こういう大事な台詞が理解できないまま映画が進んでしまう。
 
夜中に人の家に侵入して、金庫をこじ開けているところに鍵を持ってこられたのでは、
そのまま盗んで逃げるわけにもいかない。
 
次の日、ジェイは昨夜の女性に金庫の鍵を返す。
この女性のことが気にかかる様子のジェイ。
 
平和な村。
ビルーは、バサンティーに拳銃の撃ち方を教えるのを口実に、
バサンティーに抱きつこうとして怒られたりしている。
 
そんな平和なランガルー村に、盗賊の手下 3 人が現れる。
盗賊に穀物を差し出そうとする村人。
そこへタークルが現れて言う。
「俺が生きている限り、この村で略奪はできないとガッバルに言っておけ」
 
盗賊が周りを見回すと、ビルーとジェイが遠くから銃で狙っている。
「2 人、それだけか?」
「お前らには それで十分だ」
 
盗賊が銃に手を掛けようとした瞬間、ビルーとジェイの銃が火を噴く。
盗賊は、捨て台詞を残してあっけなく退散。
 
3 人の手下が盗賊のアジトの岩山に帰る。
待ってました! ガッバル登場。
こりゃ、マカロニ ウエスタンの悪役そのものだ。
 
 
逃げ帰ってきた子分 3 人を前に言う。
「相手は たった 2 人、お前らは 3 人だ。なのにお前らは、手ぶらで帰ってきた。
恥を知れ!」
3 人の子分を容赦なく撃ち殺してしまうガッバル。
 
一方、盗賊を追い払った村では何かの祭り。
色粉を撒き散らしながら歌っている。
何と、観覧車やメリーゴーランドまである!
 
 
残念ながら英語の歌詞が見つからなかったので歌詞を訳すことができないが、喜びの歌ってことは確か。
 
喜びに溢れる村に、今度はガッバル自らが乗り込んでくる。
 
(続きは次回)
 

2013年9月12日木曜日

インド映画『Sholay』 (ショーレイ) -- その2

男の友情を歌い上げたビルーとジェイの 2 人は、強欲な薪売りの親方スールマ ボパリのところにやってくる。この映画、ここからコミカル モードに入る。

スールマは言う。
「あんたらには 2000 ルピーの懸賞金が掛けられている。
こんなところを誰かに見られたら面倒だ。
さっさと出て行ってくれ」

「俺たちは、お前に逮捕されに来た」と 2 人。
刑務所から出たときに、自分たちに懸けられている懸賞金の半分の 1000 ルピーを寄こせと言うのだ。

こうして刑務所に入った 2 人。
看守長(刑務所長?)は、ほとんどチャップリン。ここからは、完全にコントだ。


看守長は、囚人を前に言う。
「私が お前たちのことを、何も知らないと思うな!
この刑務所には至る所にスパイがいる。
私は 逐一報告を受けている」
 
スパイは、散髪屋のハリーラム。
ビルーとジェイは、姿を隠したまま、わざとハリーラムに聞こえるように、
「どこからトンネルを掘る?」
「9 号棟からだ」
「看守長には知られるな!」
「誰も聞いていないさ。ワッ ハッ ハ~」
 
当然、看守長に伝わるが、、、、
 
このあたり、爆笑ネタが満載。
ぜひ、映画を見て欲しい! 絶対に面白い!
 
そして、、、
「今度は大丈夫か?」
「ピストルが手に入った」
「こいつがあれば、看守長とスパイは、、、ズッギュ~ン。
ヘッ ヘッ ヘ~」
 
散髪屋のハリーラムから報告を受けて驚く看守長。
囚人を集め、部下にピストルを探させる。
 
「お前らはこっち」
半分の部下が、言われた方向に。
「お前らはこっち」
残りの半分の部下が、言われた方向に。
「残りは、私に付いて来い」
部下は、誰もいない。
 
このネタ、2010年の大ヒット映画 Dabangg (ダバン)にあったやんけ!
なるへそ、ここからのパクリか。
知らんかった。
 
部下が誰もいないとも気が付かずに、囚人を 1 人 1 人調べる看守長。
そこで、ビルーは看守長の背中に短い棒を突きつけて、
「ピストルはここだ」
 
ビビリまくる看守長。
ビルーとジェイの 2 人は、看守長に扉を開けさせ、まんまと脱獄に成功する。
 
2 人はスールマのところに戻り、1000 ルピーを受け取ったものの、待ち構えていた警官たちに捕まってしまう。今度は、囚人として石割りをさせられる破目に。
 
そんなところを、タークルに依頼された男が 2 人を発見。
2 人が釈放されて刑務所の門を出ると、そこにタークルが待っている。
 
タークルは 2 人に言う。
「お前たちに本当に勇気があるなら、引き受けてもらいたい仕事がある」
「仕事を引き受けるのは、金のためだけだ」
「いくら欲しい」
「仕事は何だ」
「勇気があるなら、なぜそんなことを気にする?
金額を言え。払ってやる」
 
仕事というのは、ガッバル シンという悪名高い強盗を生きたまま捕らえて、タークルに引き渡すこと。ガッバル シンには 5 万ルピーの懸賞金が懸かっているが、それも 2 人にやるという。
「俺が欲しいのは、ガッバルだけだ」
「昔の遺恨か?」
「お前たちには関係ない」
 
手付けとして 5000 ルピーが渡される。
「ランガルーに来たら、さらに 5000 ルピー。
残りは 仕事を終えてからだ」
 
タークルの依頼を引き受けるか、引き受けないか、、、
コイントスで決めることに。
「表なら行く、裏なら行かない」
 
結果は、、、
 
 
そして、この映画の冒頭のシーンで登場した駅に汽車が着く。
駅に降り立ったビルーとジェイ。
 
さあ、これから物語はどう展開するのか。
乞うご期待!
 
 

2013年9月11日水曜日

Yeh Dosti (この友情) -- Sholay (1975)

タークルがビルーとジェイの 2 人を探すよう依頼していた頃、当の 2 人はサイドカー付きのオートバイを盗んでご機嫌。

ビートのきいた曲を聞き慣れている現代人の耳には少し古めかしく感じるが、美しい二重唱が印象的な「Yeh Dosti」(この友情)が流れる。

映画では歌の部分に字幕はついていない。
しかし、ネット上には英訳した歌詞が公開されているので、それを頼りに訳してみた。

何度も繰り返し聞いているうちに、最初感じた古臭さが次第に薄れ、いい曲だと思えるようになる。男同士の友情を歌い上げた名曲といえるのではないだろうか。


Yeh dosti hum nahin todenge
いぇ~ ど~すてぃ~ はむ なひ~ん と~れんげ~
This Friendship we will not break
この友情は 決して壊れない

Todenge dam magar tera saath na chhodenge
と~れんげ~ だん まがる~ て~ら さ~つ な ちょ~れんげ~
I will die but will not leave your company or side
死んでも お前の側を離れない

Yeh dosti hum nahin todenge
いぇ~ ど~すてぃ~ はむ なひ~ん と~れんげ~
This Friendship we will not break
この友情は 決して壊れない

Todenge dam magar tera saath na chhodenge
と~れんげ~ だん まがる~ て~ら さ~つ な ちょ~れんげ~
I will die but will not leave your company or side
死んでも お前の側を離れない


Ae meri jeet teri jeet, teri haar meri haar
あえ めり じ~と てり じ~と てり は~る めり は~る
My Victory is your victory, Your defeat is my defeat
俺の勝利はお前の勝利 お前の敗北は俺の敗北

Sun ae mere yaar
すん あえ め~れ や~る
Listen oh my friend
聞いてくれ友よ

Tera gham mera gham, meri jaan teri jaan
てら がん めら がん めり じゃ~ん てり じゃ~ん
Your pain or sadness is my pain and sadness, my life is your life
お前の悲しみは俺の悲しみ 俺の人生はお前の人生

Aisa apna pyaar
え~さ~ あぷな ぴゃーる
That is how our love is
これが俺たちの絆

Jaan pe bhi khelenge, tere liye le lenge
じゃ~ぬ ぺ び けれんげ てれ りえ れ れんげ~
I will even face the death for you I will
お前のためなら 死もいとわない

Jaan pe bhi khelenge, tere liye le lenge
じゃ~ぬ ぺ び けれんげ てれ りえ れ れんげ~
I will even face the death for you I will
お前のためなら 死もいとわない

Sab se dushmani
さぶ せ~ どしゅまに~
will become enemy of everyone
皆を敵にまわしてもかまわない

Yeh dosti hum nahin todenge
いぇ~ ど~すてぃ~ はむ なひ~ん と~れんげ~
This Friendship we will not break
この友情は 決して壊れない

Todenge dam magar Tera saath na chhodenge
と~れんげ~ だん まがる~ て~ら さ~つ な ちょ~れんげ~
I will die but will not leave your company or side
死んでも お前の側を離れない


Logon ko aate hain do nazar hum magar
ろご こ~ あて へ~ ど なざ~る は まが~る
people see us as two but we
人は俺たちが 2 人に見える

Dekho do nahin
で~こ~ ど~ なひ~ん
Look we are not two
しかし 俺たちは 2 人じゃない

Arre ho judaa ya khafa ae khuda hai dua
あれ ほ じゅだ~ や はさ へふだ へどあ
Oh we separate or become angree oh God we pray
俺たちが離れ離れになるなど

Aisa ho nahin
え~さ~ ほ~ なひ~ん
That should not happen ever
決してありえない

Khaana peena saath hai
はな ぴな さ~と へ~
We eat and drink together
一緒に食べ 一緒に飲む

Marna jeena saath hai
まるな じ~な さ~と へ~
We will live and die together
一緒に生き 一緒に死ぬ

Khaana peena saath hai
はな ぴな さ~と へ~
We eat and drink together
一緒に食べ 一緒に飲む

Marna jeena saath hai
まるな じ~な さ~と へ~
We will live and die together
一緒に生き 一緒に死ぬ

Saari zindagi
さ~り~ じんだぎ~
Our whole life or lives
それが俺たちの人生

Yeh dosti hum nahin todenge
いぇ~ ど~すてぃ~ はむ なひ~ん と~れんげ~
This Friendship we will not break
この友情は 決して壊れない

Todenge dam magar tera saath na chhodenge
と~れんげ~ だん まがる~ て~ら さ~つ な ちょ~れんげ~
I will die but will not leave your company
死んでも お前の側を離れない

Yeh dosti hum nahin todenge
いぇ~ ど~すてぃ~ はむ なひ~ん と~れんげ~
This Friendship we will not break
この友情は 決して壊れない

Todenge dam magar tera saath na chhodenge
と~れんげ~ だん まがる~ て~ら さ~つ な ちょ~れんげ~
I will die but will not leave your company
死んでも お前の側を離れない

2013年9月7日土曜日

インド映画『Sholay』 (ショーレイ) -- その1

インド映画不朽の名作、ショーレイ。
1975 年公開だから 38 年前の映画。
インド人なら誰でも知ってる作品なんだって。

Sholay とは英語で Embers という意味。
石炭や炭が燃えるときの赤々とした炎のことだ。
映画のオープニングは、こんな感じ。


画面奥から手前に走るレール。
列車が入ってくる。
一人の男が列車から降り立つ。
出迎えた男に尋ねる。
「タークルさんは?」
「こちらへどうぞ」
2 人は駅舎を通り抜ける。
カメラがズームアウトして左へパン。
駅舎の裏につながれた 2 頭の馬。
2 人は馬に乗って、タークルのいる村へ。
真っ赤な文字のタイトルが表示される。

ここまで、カットなし。一発で撮っている。
名画の香りがするカメラワークだ。
冒頭の、このシーンを見ただけでもワクワクする。

SHOLAY の文字。
どこか懐かしい音楽。
岩山の雰囲気は、マカロニウエスタン。


列車で着いた男は、タークルから手紙を受け取って出向いてきたのだ。
タークル役はサンジーブ・クマール。
三船敏郎や勝新太郎もビックリの、ものすごい存在感だ。


タークルは、列車で到着した男に向かって言う。
「2 人の男を探してほしい」
2 人の男とは、ビルーとジェイ。2 人組みの強盗だ。
タークルは、自分の仕事に必要なのだという。

「こんな連中、何の役にも立たないでしょう」
しかし、タークルは言う。
「それは違う。確かに悪人だが、よいところもある」

そして、2 年前の回想シーンが始まる。
タークルは、ビルーとジェイを逮捕し、貨物列車で 2 人を護送していた。
ビルー役はダルメンドラ(左)、ジェイ役は若き日のアミタブ・バッチャン(右)だ。


そこへ現れた列車強盗。
ずいぶん古典的な列車強盗だ。
馬に乗って襲ってくるところは、まるでインデアン。
しかし、迫力ある。


ビルーとジェイの活躍で列車強盗を追い払ったものの、撃たれて重症を負ったタークル。
ビルーとジェイは、タークルを置き去りにして逃げるか、病院へ連れて行くか悩む。
病院へ連れて行けば、自分たちは捕まって刑務所行きだ。
そして、コイントスで決めることに。
「表なら病院、裏なら逃げる」
結果は、、、、、


「表だ」
タークルは、2 人に命を救われたのだった。

タークルは言う。
「奴らは犯罪者だ。しかし勇敢だ。
奴らは悪だが... 人間でもある。
私のために、そいつらを探してくれ」

こう言われたのでは、タークルの依頼を引き受けないわけにはいなかい。
「2 人が刑務所にいるなら、簡単に見つかるでしょう。
しかし自由の身なら、見つけるのは困難です」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
翻訳が進んだのは、ここまで。
3 時間以上もある映画なのに、まだ始まって 17 分を少し過ぎたあたり。
かかるなあ~。

2013年9月1日日曜日

次の翻訳対象はショーレイに決定

日本映画ファンなのに七人の侍も見てないのかよ...
インドでは、
インド映画ファンなのにショーレイも見てないのかよ...
と言われたくないという些細な動機でショーレイを見たが、
これは面白い!
ただし、英語字幕で見たので雰囲気しか分からないが、名画の香りがする。

出だしは西部劇。
おや、少し違うかも。
何か、歌っとる。

タークル...正義の保安官か。
ガッバル、こいつはマカロニウエスタンの悪役。

と、まぁ、そんな映画なのだが、3 時間 20 分超。
インド映画の神さま、アミタブ・バッチャンの出世作とのことだが、
存在感、今ほどじゃない。


これは、頑張って翻訳する価値がありそう。
ハウスフル2 は散々な不評だったが、こいつは行けそう。

1975年公開、今から 38 年も前の映画。
それでも、古びない、素晴らしい映画の気がする。

いつまでかかるか分からないけど、
頑張って訳そうと思う。

今回、手に入ったフィルムがオリジナルの復讐バージョンだったので、
その路線で。

Tips: ショーレイには、2 つのバージョンがある。 1 つは復讐バージョン。
しかし、社会が復讐を認めたのではどうか、、、という圧力があったとか、なかったとかで
正義の裁きバージョンが作成されたのだそうだ。

両方見たが、個人的には正義の裁きバージョンのほうが後味が良いような、、、、

翻訳中に、新しい発見などあればいいな。