ほとんどの学生にとって、大学は就職の手段に過ぎない。
良い成績で卒業して、良い会社に就職する。それが目的だ。
大学に入ったら誰が一番になるか、競争に次ぐ競争。
しかし、ランチョーは違っていた。
彼は言う。勉強が好きだから大学に行く。そして、自分が好きなことを仕事にしろ。
競争など、何の意味もない。
本当は動物写真家になりたかったファールハン。
家のことが心配で勉強が手に付かないラジュー。
2 人は、ランチョーの影響を受けながら、本当の自分を発見していく。
上映時間 2 時間 51 分が、あっという間に感じられる秀作だ。
主な登場人物
ランチョルダース・シャマルダース・チャンチャル 愛称: ランチョー 周りに大きな影響を与え、大学を主席で卒業。 卒業後、突然姿を消す。 |
ファールハン・クレイシー 本当は動物写真家になりたいのに、父親が怖くて言い出せなかったが、ランチョーの言葉で目が覚め、父親を説得する。 この映画は、ファールハンの思い出として語られている。 |
ラジュー・ラストーギ 貧しい家の出身。一家を養わなければならないことがプレッシャーになって、神頼みの日常。しかし、自殺未遂の後、自分自身に目覚める。 |
チャトール・ラマリンガム あだ名: すかしっ屁 教授に媚を売るガリ勉。ランチョーにやっつけられる役柄だが、人前で大恥をかかさせるなど、かなり可哀想。ランチョーを恨むが、最後までやられ役。ウガンダ出身でヒンディー語がうまく話せないという設定。 |
ウイル・サハーストブデー あだ名: ウイルス 大学の学長。「人生は競争だ」が信念で、激しい競争による詰め込み教育を実践している。ランチョーとは正反対の価値観の持ち主で、ランチョーと激しく対立する。 |
ピア・サハーストブデー ウイルスの娘でランチョーの恋人。 勝気な現代女性を、カリーナ・カプールが好演している。 |
この映画、歌やダンスも少しあるが、あくまでストーリーがメイン。
この点は、日本人好みかも。
この映画のように、思ったように生きていけるといいんだけどね、、、、
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