あと 1 日あれば完了する。
上映時間にすると、2 時間21分5秒まで終了。
最後の台詞(または歌詞)が2時間38分14秒のところだから、残り 17 分 9 秒。
実のところ、感想を書きそびれている。
正直、この映画、面白くないのだ。
前半を訳しているときに思った、、、ちっとも面白くないと。
後半になれは面白くなると思ったが、期待したほど盛り上がらない。
さて、ラームとリーラは駆け落ちし、追っ手に見つかってリーラは連れ戻される。
ラームは英雄とみなされてラジャーリ一族の族長になり、リーラはサネラ家の家名を地に落とした。
サネラ家では、母親のダンコールがリーラの結婚相手カルサンの両親をロンドンから呼び寄せるなど、結婚準備を着々と進めている。結婚相手の両親の前で恥をかかせたリーラの指をダンコールが切り落とすとか、ダンコールがカルサンのパスポートを取り上げたまま返さずに、事実上カルサンを誘拐しているとか、色んなことがありまして、、、、
しかし、リーラはラームが忘れられない。
「Laal Ishq」(真っ赤な愛)の中で繰り返される「メラ・ナーム・イシュク、テラ・ナーム・イシュク」(私の名前は愛、あなたの名前は愛)が耳に残る。
リーラは、義理の姉であるラシラに、ラームの本心を聞いてくるように依頼する。
| ラシラ (リチャ・チャッダ) リーラの兄カンジの妻。 印象に残る演技を披露してくれる。 ヒロインのディーピカ・パドコーンより存在感があるかも。 |
「初夜はラーム。その他の人だったら、私の最後の夜になる」 思い詰めているリーラ。 「私がラームに、あなたと寝てくださいって頼みに行くの?」 そう言いながらも、リーラの愛を理解するラシラ。 リーラの気持ちを伝えにラームに会いに行く。 ラームが居るはずの店にラームは居ない。 代わりに居たのはラームの友達。 ラームの友達は、ラシラを乱暴しようとするが、助けが入る。 「そんなことをして、ラームに知られたら全員殺されるぞ!」 ラシラがラジャーリに乱暴されそうになったことを知ったサネラ家は、報復としてラジャーリの女達を襲う。ラームの亡き兄メグジの妻ケッサールの命まで狙われる。
| ケッサール (バルカ・ビシュト・セングプタ) ラームの義理の姉。 わずかしか出てこない。 |
ラームは 1 人、騒動を治めるために、ダンコールに会いに出かける。 ダンコールは言う。 「こんなところまで乗り込んで来なくても、電話で話せたのに」 そう言って、電話番号を教える。 後日、ダンコールからラームに電話がかかってくる。 リーラとの結婚を認めるから、明日のナブラトリ祭の最初の夜に家に来いというのだ。 ラームは行くと返事するが、これはダンコールの策略。 さて、ナブラトリ祭となり、当然ダンスが披露される。 「Nagada Sang Dhol」(太鼓が響く): 「早く来て私の足かせを外して」といった内容の歌詞の歌だ。
この映画、バンサーリ監督作品だけに、どうしても「Devdas」(デーブダース)の「Dhola Re Dhola」(ドーラレドーラ)と比べてしまう。 「Dhola Re Dhola」が別格だと分かっていても、バンサーリ監督には、このレベルのダンスシーンを期待してしまう。しかし、バンサーリ監督も大変だ。「Devdas」や「BLACK」のような名作を作ってしまったばかりに、普通レベルの作品を作ったのでは誰も満足しなくなっている。
さてダンスが繰り広げられているときに、物陰から銃でラームを狙っている奴がいる。 ところが、ダンコールの甥のババニがその銃口を別の角度に向ける。 銃口の先には、ダンコール。
| ババニ (グルシャン・デベア) リーラの従兄弟。ダンコールの甥。 権力欲旺盛。族長の座を狙っている。 |
ダンコールが撃たれるが、一命は取り留める。
ババニはラジャーリへの復讐を主張し、今後はすべてを自分が采配すると言い出すが、ラシラに止められる。ラシラは、ダンコールの後継にリーラを指名。リーラがサネラの族長となる。
ダンコールが撃たれたとあって、サネラとラジャーリとの間に会議が持たれる。
ラームとリーラは、互いに族長として顔を合わせる。
ここまで来ると、この映画もなかなか面白い。
やっと、わくわくしながら見られるレベルになってきた。
しかし、上映時間は、ここまでで既に 2 時間を超えている。
脚本が悪いのか出演者が悪いのか、この映画、なかなか感情移入できず、映画の中の世界に入り込めない。台詞を訳しながら、少しずつ少しずつ見ているので、そう感じるのかもしれない。訳し終わって通して見たら、また感想も変わるだろう。