今、東京と大阪でインド映画祭「インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン IFFJ2016」が開催されています。
しかし、普通に仕事をしている人間が、平日の決まった時間に、人生のすべてを捨てて、映画のために何時間もかけて出向くわけにいきません。
本当は「エアリフト」見たいです!!!
今、翻訳中のティース・マール・カーンのアクシャイ・クマールの主演作です。
オチャラケではなく、シリアスな映画です。
アクシャイ・クマールは芸域がメタメタ広くて、吉本コメディーからシリアスまで、何でもできます。
見るチャンスは、あと 2 回。
10 月 19 日(水)午後 1 時と、、、、10 月 21 日(金)午後 6 時 15 分、、、、、
どっちも無理!
でも、見たやつは、絶対に面白いから絶対に見ろってさ!
シャールク・カーンが原点に戻ろうとしているって評判の「ファン」も見たいんだよね。
これは、見たという人の話しはまだ聞かないのでインド人の反応はわかりませんが、興味はあります。
トレーラーを見る限りでは、若いころのシャールク・カーンが出演しているように見えます。
興味深々。
世界最大の映画大国インド。インド映画は、人を幸せにしてくれる。しかし、日本にインド映画はほとんど入ってこない。面白い映画も多いだけに、見る機会に恵まれない日本人は不幸だ。もっと安く手軽にインド映画が見られたら、、、と思う。もちろん、日本語字幕付きで。
2016年10月17日月曜日
2016年10月14日金曜日
「字幕組」のメンバー逮捕
日本のアニメに中国語字幕を付けてネットにアップしていた「字幕組」と呼ばれるグループのメンバーが日本で逮捕されたことについて、このような記事が掲載されました。
アニメをネットで無断公開してしまっては著作権法違反に問われて当然ですが、中国市場に対してサービスを怠ってきた日本アニメ界にも責任があるのではないでしょうか。
中国人の間に日本のアニメが爆発的に普及した背景には、「字幕組」のようなグループの活動があったことは確かだろうし、日本のアニメ業界もそれを放置し、むしろ利用してきたのではないでしょうか。考え過ぎかもしれませんが、日本のアニメがある程度中国に浸透したものだから、こいつらはもう不要とばかりに切り捨てたように思えてなりません。
字幕組のメンバーは完全なボランティアで、報酬は一切受け取っていないといいます。だからと言って著作権侵害が許されるわけではありませんが、この事件、何だか釈然としない、複雑な気分です。
インド映画に日本語字幕を付けてネットにアップしてくれるグループがあったなら、日本でもインド映画ファンが多数表れて、日本がインド映画の大きな市場の 1 つになっていたかもしれません。
アニメをネットで無断公開してしまっては著作権法違反に問われて当然ですが、中国市場に対してサービスを怠ってきた日本アニメ界にも責任があるのではないでしょうか。
中国人の間に日本のアニメが爆発的に普及した背景には、「字幕組」のようなグループの活動があったことは確かだろうし、日本のアニメ業界もそれを放置し、むしろ利用してきたのではないでしょうか。考え過ぎかもしれませんが、日本のアニメがある程度中国に浸透したものだから、こいつらはもう不要とばかりに切り捨てたように思えてなりません。
字幕組のメンバーは完全なボランティアで、報酬は一切受け取っていないといいます。だからと言って著作権侵害が許されるわけではありませんが、この事件、何だか釈然としない、複雑な気分です。
インド映画に日本語字幕を付けてネットにアップしてくれるグループがあったなら、日本でもインド映画ファンが多数表れて、日本がインド映画の大きな市場の 1 つになっていたかもしれません。
2016年10月13日木曜日
ノーベル文学賞 -- ボブ・ディラン
表題のとおりです。
今、YouTube でボブ・ディランを聞いています。
確かに一時代を築いた曲ではありますが、なぜ、今、ノーベル文学賞なのか、、、
ノーベル平和賞なら分かる気がしますが、文学賞、、、、、
何だか抵抗があります。
平和を求める声の大きさは、誰も同じです。
その気持ちも、皆、同じです。
インド映画の曲も素晴らしいです。
アジアで初めてのノーベル賞は、1913年に受賞したインドのタゴールです。
アジア初のノーベル賞は、ノーベル文学賞です。
このブログでも紹介しました。
もう一度、味わいたいと思います。タゴールの詩は素晴らしいです。
私は文学もわからないし、詩も理解できません。
しかし、タゴールの詩は胸が熱くなります。
村上春樹かな~と思っていたので日本人としては残念ですが、歌の歌詞でノーベル文学賞が受賞できるとわかって、タゴールのことを思い出しました。
今、YouTube でボブ・ディランを聞いています。
確かに一時代を築いた曲ではありますが、なぜ、今、ノーベル文学賞なのか、、、
ノーベル平和賞なら分かる気がしますが、文学賞、、、、、
何だか抵抗があります。
平和を求める声の大きさは、誰も同じです。
その気持ちも、皆、同じです。
インド映画の曲も素晴らしいです。
アジアで初めてのノーベル賞は、1913年に受賞したインドのタゴールです。
アジア初のノーベル賞は、ノーベル文学賞です。
このブログでも紹介しました。
もう一度、味わいたいと思います。タゴールの詩は素晴らしいです。
私は文学もわからないし、詩も理解できません。
しかし、タゴールの詩は胸が熱くなります。
村上春樹かな~と思っていたので日本人としては残念ですが、歌の歌詞でノーベル文学賞が受賞できるとわかって、タゴールのことを思い出しました。
2016年10月10日月曜日
Tees Maar Khan (ティース・マール・カーン) -- その 7
ティース・マール・カーン(TMK)の映画「インドの宝物」の撮影は進み、いよいよ宝物を積んだ警察の列車がやってくる日が来ます。
撮影するのは、インドの革命軍が英国の列車を襲い、宝物を奪還するシーン。
村人も、アーティシュ・カプールも、撮影用の列車が来ると信じ込んでいます。
もちろん、TMK は宝物をすべて盗み出すつもりです。
列車を停止させ、列車に積まれている品物を密輸業者ジョリー兄弟のトラックに積み替えるよう、アーティシュと村人に指示します。そこらここらにギャグも満載です。
そして、計画は大成功!
TMK は宝物が積まれたトラックとともに撮影現場から逃走しますが、、、、
首なし幽霊事件で村人の純朴さに触れた TMK は、ロビンフッドのように、宝物の一部を村人に分け与えることにします。
TMK は宝の箱を村の銀行に運び込みます。
しかし、TMK の正体や偽の映画撮影だったことは既にバレており、TMK は警官に逮捕されてしまいます。
ジョリー兄弟は、TMK に分け前を渡す気など最初からありません。
すべての宝物を持って消えてしまいます。
列車強盗の罪で、TMK は裁判にかけられます。アーティシュ・カプールや村人たちも共犯の罪で告訴されます。
しかし、村人たちは、TMK は決して悪人ではないと擁護し始めます。
「この人のおかげで子供を取り返すことができました」
「この人は、村に宝物を置いていこうとしました」
アーティシュも言います、「彼は私の役者魂を目覚めさせてくれました」
村人たちも、この人を罰するなら自分も同じように罰してくれと口々に言います。
それを聞いていた TMK、
村人は騙されただけで、有罪は自分一人だと主張する TMK。
裁判長はその主張を受け入れ、TMK に懲役 60 年の刑を言い渡します。
TMK は 3 人の子分に、映画を完成させて公開するよう依頼します。
映画「インドの宝物」は完成し、プレミア試写会が行われます。
TMK も監督として、警察の監視下で試写会に出席します。
映画は大好評です。
そして、アーティシュが死ぬほど欲しがっていたオスカーは、、、、、
と、まあ、こんな調子で、すべてが目出たし目出たしのエンディングです。
ジョリー兄弟と TMK は、その後どうなったか? ここでは明かしませんが、この結末のせいで私のこの映画の評価は、10 点満点で 7.5 から 6.8 へと下がってしまいました。
映画の最後に流れる曲 Happy Ending に合わせて、この映画のスタッフが続々と登場します。それを見ていると、皆、楽しんでこの映画を作ったんだろうなと思えてきます。羨ましいくらいの良い雰囲気です。このエンディングで、私のこの映画の評価も 6.8 から 7.0 にアップしました。
歌詞は現在、翻訳中です。それが終われば、この映画の粗訳完了。
その後、日本語字幕用に表示タイミングを合わせ直しながら、間違っている翻訳や気にらない翻訳を修正します。この作業、結構時間がかかります。そして DVD に焼いて、試写会です。
完成が見えてきたので、頑張らねば!
撮影するのは、インドの革命軍が英国の列車を襲い、宝物を奪還するシーン。
村人も、アーティシュ・カプールも、撮影用の列車が来ると信じ込んでいます。
もちろん、TMK は宝物をすべて盗み出すつもりです。
列車を停止させ、列車に積まれている品物を密輸業者ジョリー兄弟のトラックに積み替えるよう、アーティシュと村人に指示します。そこらここらにギャグも満載です。
そして、計画は大成功!
TMK は宝物が積まれたトラックとともに撮影現場から逃走しますが、、、、
首なし幽霊事件で村人の純朴さに触れた TMK は、ロビンフッドのように、宝物の一部を村人に分け与えることにします。
TMK は宝の箱を村の銀行に運び込みます。
しかし、TMK の正体や偽の映画撮影だったことは既にバレており、TMK は警官に逮捕されてしまいます。
ジョリー兄弟は、TMK に分け前を渡す気など最初からありません。
すべての宝物を持って消えてしまいます。
列車強盗の罪で、TMK は裁判にかけられます。アーティシュ・カプールや村人たちも共犯の罪で告訴されます。
しかし、村人たちは、TMK は決して悪人ではないと擁護し始めます。
「この人のおかげで子供を取り返すことができました」
「この人は、村に宝物を置いていこうとしました」
アーティシュも言います、「彼は私の役者魂を目覚めさせてくれました」
村人たちも、この人を罰するなら自分も同じように罰してくれと口々に言います。
それを聞いていた TMK、
村人は騙されただけで、有罪は自分一人だと主張する TMK。
裁判長はその主張を受け入れ、TMK に懲役 60 年の刑を言い渡します。
TMK は 3 人の子分に、映画を完成させて公開するよう依頼します。
映画「インドの宝物」は完成し、プレミア試写会が行われます。
TMK も監督として、警察の監視下で試写会に出席します。
映画は大好評です。
そして、アーティシュが死ぬほど欲しがっていたオスカーは、、、、、
と、まあ、こんな調子で、すべてが目出たし目出たしのエンディングです。
ジョリー兄弟と TMK は、その後どうなったか? ここでは明かしませんが、この結末のせいで私のこの映画の評価は、10 点満点で 7.5 から 6.8 へと下がってしまいました。
映画の最後に流れる曲 Happy Ending に合わせて、この映画のスタッフが続々と登場します。それを見ていると、皆、楽しんでこの映画を作ったんだろうなと思えてきます。羨ましいくらいの良い雰囲気です。このエンディングで、私のこの映画の評価も 6.8 から 7.0 にアップしました。
歌詞は現在、翻訳中です。それが終われば、この映画の粗訳完了。
その後、日本語字幕用に表示タイミングを合わせ直しながら、間違っている翻訳や気にらない翻訳を修正します。この作業、結構時間がかかります。そして DVD に焼いて、試写会です。
完成が見えてきたので、頑張らねば!
2016年10月7日金曜日
Tees Maar Khan -- Bade Dilwala (広い心)
Bade Dilwala の訳語、
大きい心、広い心、太っ腹
大きい器、でかい器
見上げた男、偉大な男、大物
色々考えましたが、ほぼ直訳の「広い心」にしました。他に言葉が思い浮かびませんでした。
O sher ka hai saala,
彼はライオンの兄弟
Jigar matwala
強い心の持ち主
O jisne hai jaadu kar daala
魔法を起こす
Tez dhaar se do naina
目は刃物のように鋭い
Naujawan ka kya kehna
この男には すっかり脱帽
Shoorveer arjun ka sarwala
勇者アルジュナの末裔
Bade dilwala, jo khole har taala
広い心 どんな鍵も開けてしまう
Bade dilwala, ameeron ka diwala
広い心 金持ちの敵
Bade dildar vaar maar maar daala
広い心 人々を虜にする
Bade dilwala..
広い心
Wo agal mein, ho bagal mein,
彼がそばにいると
Dil sambhal ke hai girta,
心が引かれる
To sabal kya possible hai
大丈夫?
Big trouble mein dil padta
心が乱れてる
Kya muscle hai, game akal ke
見事な筋肉 心のゲーム
Dil pighal ke hai marta,
心はすぐに溶けてしまう
Chhati pe hai jiske til kaala,
胸には黒いほくろ
Bade dilwala..
広い心
Banungi brijbaala, bade dilwala
私の心は彼に夢中 広い心
Daalungi varmaala, bade dilwala
私の心は彼のもの 広い心
Bade dil daar chaar vaar maar daala,
広い心 繰り返し私たちを虜にする
Bade dilwala
広い心
Aayo aayo re aayo aayo re aayo..
彼が来た 彼が来た
Aayo aayo re aayo aayo re aayo..
彼が来た 彼が来た
Jai jawan krantikaari
彼は若い革命家
Dushmano pe jo hai bhari
敵は容赦しない
Shoorveer dharti ka rakhwala
祖国を勇敢に守り抜く
Tirange ko sambhala
三色旗を掲げ
Bade dil daar chaar vaar maar daala,
広い心 繰り返し私たちを虜にする
Bade dilwala
広い心
Aaya hoon main jo yahan pe, hongi khushiyaan dher saari,
私はここにやって来た ここは幸せにあふれる
Ban ke khwabon ki sawari, aayegi wo railgaadi,
夢を乗せて 列車がやって来る
Mera saaya aaj saath ho,
私の影が付いていれば
Darne ki phir na baat ho,
何も恐くない
Sankat bhi dum daba ke bhaga re bhaga
困難も逃げていく
Bhooton ki jo baaraat ho,
幽霊の行列に出会っても
Unki langot saath ho,
何も心配ない
Jaise ke robinhood ka saga,
ロビンフッドの物語のように
Mera ye bol-baala,
皆を守る
Bade dilwala..
広い心
Volume dhadkan ka badhne laga hai
鼓動が早くなり始め
Fever sa jaise chadhne laga hai
熱はどんどん上がる
For the first time dil jagne laga hai
初めて心が目覚めた
Heart/hurt ki feeling se darne laga hai
それが恐い
Haan ab filmfare mein gossip ye chhapne laga hai
噂話しはフィルムフェアで明らかに
Ke tu hai Yusuf main hoon Madhubala,
あなたはユスフ 私はマドバラ
Bade dilwala...
広い心
Jaise botal ka ye jinn ho, aise wonder ye karta
ビンから出てくる精霊のように 彼は奇跡を行う
Jaise garje aasman ye waise thunder hai karta
空の雷のように 彼は雷鳴をとどろかす
Aise zulmi pe girega jaise hunter hai padta,
彼はハンターのように 圧制者に襲い掛かる
Dynamite ka jaise ho masala
まるでダイナマイト
Bade dilwala...
広い心
Ye hero hai nirala,
彼はもう一人のヒーロー
Bade dilwala
広い心
Hai heart jaise jwala,
心は火のよう
Bade dilwala...
広い心
Bade dildar vaar maar maar daala
広い心 人々を虜にする
Bade dilwala..
広い心
比較的直訳です。
次の 2 行の意味は、よくわかりませんでした。
Bhooton ki jo baaraat ho
Unki langot saath ho
直訳すると「幽霊の行列は、彼らの下着を持っている」となりますが、なんのこっちゃ? です。
Ke tu hai Yusuf main hoon Madhubala (あなたはユスフ 私はマドバラ)
上の歌詞の Yusuf は、Dilip Kumar (ディリップ・クマール)のこと。
Madhubala (マドバラ)とのラブロマンスは、ボリウッドの伝説的なゴシップとなっています。
この映画、ユスフとマドバラのように、様々なところで様々な映画関係者の名が出てきます。映画に詳しいインド人にとっては、懐かしい様々な映画人の名前を聞くことが楽しいことであり、インド映画にあまり詳しくない私のような人間にとっては、この人どういう人なんだろうと調べるきっかけになります。
2016年10月6日木曜日
Tees Maar Khan (ティース・マール・カーン) -- その 6
スーパースターのアーティシュ・カプール(アクシャイ・カンナー)がドリヤ村入りし、ようやく撮影が開始されます。しかし、ジョリー兄弟の宝物を積んだ列車が来るのは 1 週間後。ティース・マール・カーンは、1 週間、映画の撮影をしている振りをすることにします。
村人もアーティシュ・カプールも、すっかり騙されます。アーティシュも、TMK の妻アーニャ(カトリーナ・カイフ)も熱演です。アーニャのぶりっ子振りは、天然かと思うくらいの名演技です。
撮影の振りがうまくいくかに思えたのですが、撮影用のフィルムが底をついてしまいます。
TMK は考えます。
「アーティシュは騙せても、付き人のバンティーは気付くだろう」
「ボス、どうします? 金は使い果たしてしまいました」
「あと 5-6 日撮影するには 50 - 60 万ルピー必要です」
その会話を、窓の下をたまたま通りがかった村人の 1 人が聞きます。
今回の映画の撮影は、村の希望です。
観光客が来て、村が賑わえば、村も豊かになります。
映画の撮影が中止になるかもしれないと聞いて村人は驚き、TMK を探します。
一方、TMK は撮影用のフィルムを買う金を調達するために村の銀行に忍び込みます。
そして、銀行から出てきたところで、TMK を探しに来た村人と鉢合わせ。
大勢の村人を見て TMK は盗みがばれたと思い、その場から逃げ出します。
「監督さん、待ってください」と村人は追いかけます。
TMK が逃げて行く先は、首なし幽霊が出ると村人が怖れている密林です。
「監督さん、その道を進んではいけません。殺されます」と村人は TMK たちを止めようと追いかけます。
「聞きました? 俺たちを殺す気です。逃げましょう!」と TMK たちは、どんどん密林の奥へ走っていきます。その後を、村人は追いかけます。
そして、密林の奥で、首なし幽霊が現れます。
「首なし幽霊だ!」
「逃げろ!」
村人も TMK たちも、一斉に逃げ出します。
しかし、TMK は木の枝で頭を強く打ち、方向感覚をなくして、幽霊の方に向かって走り出します。
「見ろ、監督が幽霊の方に走っていくぞ」
「監督は我々のために、幽霊と戦うつもりだ」
「我々も監督を助けなければ」
村人も TMK を追って、幽霊の方に走り出します。
大勢の村人が走ってくるのを見て、幽霊は逃げていきます。
幽霊の逃げた先は、密林の中のマリファナの栽培地。
村から誘拐してきた子供たちを、強制的に働かせていたのです。
村人は TMK に感謝します。
そして、金の包みを TMK に手渡します。
「あなた方にお金が必要なことは聞きました。ですので 可能な限り集めました。50 - 60 万ルピーあるはずです。映画の撮影に役立ててください。銀行が開いたら、もっと多くのお金を用意できます」
コメディーの基本は、泣き笑いです。このシーン、じーんとくるシーンです。
TMK は、村人の純朴な行動に心を打たれ、今回の仕事の分け前の一部を村人に分け与えることを決意します。そして、本気で映画を撮り始めます。
撮影の進み具合は、この曲 Bade Dilwala (バレディルワラ)で表現されています。
歌もダンスも最高です。
Bade Dilwala は、直訳すると「大きい心」なのですが、どうもしっくり来ません。
たとえば、後で、TMK が「俺は誓った、村人のために宝物の一部を置いていくと」と言うと、子分たちが「Bade Dilwala」と言います。
この場合は、「太っ腹」という訳がピッタリですが、上の曲の歌詞ではどうでしょう。
どうも、しっくりと来る訳が見つかりません。
この曲の歌詞の訳は、明日公開します(多分)。
では、今日はここまで。
村人もアーティシュ・カプールも、すっかり騙されます。アーティシュも、TMK の妻アーニャ(カトリーナ・カイフ)も熱演です。アーニャのぶりっ子振りは、天然かと思うくらいの名演技です。
撮影の振りがうまくいくかに思えたのですが、撮影用のフィルムが底をついてしまいます。
TMK は考えます。
「アーティシュは騙せても、付き人のバンティーは気付くだろう」
「ボス、どうします? 金は使い果たしてしまいました」
「あと 5-6 日撮影するには 50 - 60 万ルピー必要です」
その会話を、窓の下をたまたま通りがかった村人の 1 人が聞きます。
今回の映画の撮影は、村の希望です。
観光客が来て、村が賑わえば、村も豊かになります。
映画の撮影が中止になるかもしれないと聞いて村人は驚き、TMK を探します。
一方、TMK は撮影用のフィルムを買う金を調達するために村の銀行に忍び込みます。
そして、銀行から出てきたところで、TMK を探しに来た村人と鉢合わせ。
大勢の村人を見て TMK は盗みがばれたと思い、その場から逃げ出します。
「監督さん、待ってください」と村人は追いかけます。
TMK が逃げて行く先は、首なし幽霊が出ると村人が怖れている密林です。
「監督さん、その道を進んではいけません。殺されます」と村人は TMK たちを止めようと追いかけます。
「聞きました? 俺たちを殺す気です。逃げましょう!」と TMK たちは、どんどん密林の奥へ走っていきます。その後を、村人は追いかけます。
そして、密林の奥で、首なし幽霊が現れます。
「首なし幽霊だ!」
「逃げろ!」
村人も TMK たちも、一斉に逃げ出します。
しかし、TMK は木の枝で頭を強く打ち、方向感覚をなくして、幽霊の方に向かって走り出します。
「見ろ、監督が幽霊の方に走っていくぞ」
「監督は我々のために、幽霊と戦うつもりだ」
「我々も監督を助けなければ」
村人も TMK を追って、幽霊の方に走り出します。
大勢の村人が走ってくるのを見て、幽霊は逃げていきます。
幽霊の逃げた先は、密林の中のマリファナの栽培地。
村から誘拐してきた子供たちを、強制的に働かせていたのです。
村人は TMK に感謝します。
そして、金の包みを TMK に手渡します。
「あなた方にお金が必要なことは聞きました。ですので 可能な限り集めました。50 - 60 万ルピーあるはずです。映画の撮影に役立ててください。銀行が開いたら、もっと多くのお金を用意できます」
コメディーの基本は、泣き笑いです。このシーン、じーんとくるシーンです。
TMK は、村人の純朴な行動に心を打たれ、今回の仕事の分け前の一部を村人に分け与えることを決意します。そして、本気で映画を撮り始めます。
撮影の進み具合は、この曲 Bade Dilwala (バレディルワラ)で表現されています。
歌もダンスも最高です。
Bade Dilwala は、直訳すると「大きい心」なのですが、どうもしっくり来ません。
たとえば、後で、TMK が「俺は誓った、村人のために宝物の一部を置いていくと」と言うと、子分たちが「Bade Dilwala」と言います。
この場合は、「太っ腹」という訳がピッタリですが、上の曲の歌詞ではどうでしょう。
どうも、しっくりと来る訳が見つかりません。
この曲の歌詞の訳は、明日公開します(多分)。
では、今日はここまで。
2016年10月5日水曜日
Tees Maar Khan (ティース・マール・カーン) -- その 5
私の場合、自由時間の長さと収入は反比例です。
仕事がなければ自由時間は増えますが、収入は減ります。
仕事が急がしければ自由時間は減りますが、収入は増えます。
うまくいかないものです。自由時間と収入の両方を増やす方法は、ないものでしょうか。
さて、Tees Maar Khan(TMK)の字幕の翻訳が大きく進み、76%に達しました。
ということは、最近、仕事がなかった証拠。収入が激減です(ショボ~ン)。
今回はインターミッションの直後からです。
いよいよ、ドリヤ村で映画の撮影開始です。
この映画、ギャグが満載なので 1 つくらいバラしてもいいですよね。
映画の撮影のために、アーティシュ・カプールが、いよいよドリヤ村にやってきます。さすがスーパスター! ヘリコプターでの現地入りです。
村人は緊張の面持ちで空を見上げています。
アーティシュを歓迎するための楽隊も、空を見上げています。
子供たちも、
女たちも、
1 人だけ、、、、、
定番のネタかもしれませんが、腹を抱えて笑いました。
アーティシュの登場で、村人は本当の映画撮影だと信じ込みます。
ジョリー兄弟の品物を乗せた警察の列車は、明日の朝 9 時にドリヤ村を通過する予定。
TMK は朝一番に革命軍が英国の列車を襲うシーンを撮影するつもり。
村人を騙して、ジョリー兄弟の品物を警察から奪い返す計画です。
そして、翌日。
しかし、ジョリー兄弟に連絡が入ります。
「ボス、悪い知らせです。品物を乗せた列車ですが、今日は来ません」
「いつ来るんだ」
「1 週間後」
警備上の理由で、列車での搬送を 1 週間遅らせたとのこと。
それを聞いた TMK、仕方なく 1 週間、映画の撮影をする振りをすることに。
こうして、TMK 監督の映画「インドの宝物」の撮影が始まります。
長くなりそうなので、続きは明日。
多分、明日も仕事はなさそうです(ショボ~ン)。
仕事がなければ自由時間は増えますが、収入は減ります。
仕事が急がしければ自由時間は減りますが、収入は増えます。
うまくいかないものです。自由時間と収入の両方を増やす方法は、ないものでしょうか。
さて、Tees Maar Khan(TMK)の字幕の翻訳が大きく進み、76%に達しました。
ということは、最近、仕事がなかった証拠。収入が激減です(ショボ~ン)。
今回はインターミッションの直後からです。
いよいよ、ドリヤ村で映画の撮影開始です。
この映画、ギャグが満載なので 1 つくらいバラしてもいいですよね。
映画の撮影のために、アーティシュ・カプールが、いよいよドリヤ村にやってきます。さすがスーパスター! ヘリコプターでの現地入りです。
村人は緊張の面持ちで空を見上げています。
アーティシュを歓迎するための楽隊も、空を見上げています。
子供たちも、
女たちも、
1 人だけ、、、、、
定番のネタかもしれませんが、腹を抱えて笑いました。
アーティシュの登場で、村人は本当の映画撮影だと信じ込みます。
ジョリー兄弟の品物を乗せた警察の列車は、明日の朝 9 時にドリヤ村を通過する予定。
TMK は朝一番に革命軍が英国の列車を襲うシーンを撮影するつもり。
村人を騙して、ジョリー兄弟の品物を警察から奪い返す計画です。
そして、翌日。
しかし、ジョリー兄弟に連絡が入ります。
「ボス、悪い知らせです。品物を乗せた列車ですが、今日は来ません」
「いつ来るんだ」
「1 週間後」
警備上の理由で、列車での搬送を 1 週間遅らせたとのこと。
それを聞いた TMK、仕方なく 1 週間、映画の撮影をする振りをすることに。
こうして、TMK 監督の映画「インドの宝物」の撮影が始まります。
長くなりそうなので、続きは明日。
多分、明日も仕事はなさそうです(ショボ~ン)。
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