2012年8月15日水曜日

インド映画『Delhi Belly』(デリ ベリー) -- その 2

Delhi Belly (デリ ベリー) の日本語字幕が完成したが、元の英語の雰囲気をそのまま伝えることは不可能。海外のサイトでは、この台詞が気に入ったとか、この台詞が最高など、Delhi Belly の台詞が人気だが、日本語に翻訳すると今一つになってしまう。

人気の台詞のいくつかを紹介するが、もっと良い訳文があるならコメント投稿よろしく。

Delhi Belly の良いところは、ルームメイトの 3 人の性格がうまく描き分けられている点だ。
ジャーナリストのタシは、生真面目な性格。今回は、そのタシに関する台詞を紹介する。
この映画、インド映画だが大半の台詞は英語。

仕事が終わって、メーナカがタシに話し掛ける。

What are you doing this evening?
(今夜の予定は?)
Oh, you know. Work.
(決まってるじゃないか、仕事さ)
All work, no play, Tashi... dull boy
(仕事ばかりなのね、タシ... 面白くない人)

夜、タシと恋人のソニヤとベッドに入っているところへメーナカからの電話。
指定された場所に行ってみると、そこはパーティー会場。

Tashi, stop working.
(タシ、仕事は終わり)
l was in the middle of something -
(用事の途中だったんだぞ)
Couldn't have been that important.
(大した用事じゃなかったんでしょ)
What?
(何だって?)
Why'd you pick up the phone then?
(それなら、なぜ電話に出たのよ?)

メーナカの元夫は、怒り狂って銃を撃ちまくっている。
メーナカの元夫に追われてホテルの一室に逃げ込んだタシとメーナカ。
もちろん他人の部屋。

I'm going to get some coffee. You want some?
(コーヒーを頼もうと思うんだけど、あなたもいる?)
You can't just do that. That's not -
(そんなことできない。それはダメだ)
Anyone who can afford to stay at this hotel, can afford to buy us a cup of coffee -
(このホテルに宿泊できる人なら誰でも、私たちにコーヒーを御馳走する余裕くらいあるわ)
Cappuccino okay?
(カプチーノでいい?)

What, you do this on a regular basis?
(いつも、こんなことをしているのか?)
No, just on days I get shot at by my ex-husband -
(いいえ、元夫に撃たれた日だけ)

- hi, l'm calling from room 509 -
(こちら 509 号室ですが)
- can you please send up two cappuccinos?
(カプチーノ 2 つ、お願いできますか?)
Hold on.
(ちょっと待って)
Would you like something to eat?
(何か食べる?)
No, just the coffees, thank you .
(いえ、コーヒーだけお願いします)

This is wrong.
(これは、良くないことだ)
You need to fucking lighten up.
(もう少し気楽に考えれば?)

タシとメーナカの性格が、よく表れた会話だ。

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