2013年4月7日日曜日

インド映画 『Kahaani』 (ストーリー) -- その 3

映画「Kahaani」(カハーニ)の冒頭の毒ガス事件。背後にある組織は、不明のまま。映画を最後まで見ても、何も触れられていない。欲求不満に陥ってしまう。
しかし、これは計算されてのこと。何のことはない、「Kahaani 2」が 2014 年に公開という。
これだけ欲求不満に陥ってしまったら、見るしかないじゃないか。

昨今、インド映画は 2 ブームだ。最近公開された主な 2 映画だけでも、Dabangg 2、Housefull 2、Jannat 2、Race 2 といった具合だ。これまでのインド映画では、007 や寅さんなどのように、シリーズ化されたという話をほとんど聞かない。しかし今後は、人気作品のシリーズ化が行われるのではないだろうか。Dabangg や Dhoom などは、シリーズ化の有力候補だ。間もなく、インドの映画界にも 007 や 寅さんが現れることだろう。

さて、Kahaani だが主な登場人物は、次のとおりだ。

ヴィディヤ・バグチ: コルカタでは V も B も同じ発音とのことで、皆はビッダー・バグチと呼ぶ。妊娠でお腹が大きいにもかかわらず、失踪した夫のアルナーブを探しに、ロンドンからコルカタにやって来る。


サットーキ・シンハ (ラナ): コルカタ・カリガット警察署の警官。ヴィディアと一緒にアルナーブを探す。映画では、アルジュナの御者(弓の名手アルジュナの戦車の御者になってアルジュナを守ったクリシュナ)という設定。


アグネス・ディメロ: 国立データセンターの人事局長。アルナーブにそっくりなミラン・ダムジという男が、以前働いていたとヴィディアに話す。ここから、アルナーブの失踪事件は、意外な方向に展開する。


ラシク・ティヤギ: 国立データセンターのシステム管理者。一目、悪いやつ。


ボブ・ビスワス: 保険会社の営業職員。一般市民に紛れて、こういう男がいるかも。


A・カーン: インド情報部副局長。事件捜査のために、ニューデリーからコルカタ・カリガット警察署に乗り込んでくる。妊婦の前でタバコをプカプカ吸うような非礼な男。悪いやつではなさそうだが。
 
 
バースカラン・K: インド情報部局長。カーンの上司。どう見てもワル顔。


キャプテン・プラタップ・バジパイ: インド情報部退役将校。何者だよ、こいつ。


アループ・バス: インド情報部諜報員。


 
正直、面白い映画なので、機会があればぜひ見て欲しい。
日本語字幕は、ここに放り込んでおいたので、興味ある人は自由(個人利用、非営利目的に限る)にどうぞ。
 


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