JD が撃った弾丸は、車の窓を撃ち抜く。
呆然と立ち尽くすチントゥー一家、サニー、ジョリー。
チントゥーは「息子なら行ってなだめて来い」とサニーを押し出す。
サニーは、他には聞こえないように、小声で JD に話す。
「私は、ご子息の運転手で、旧友です。
ご子息は、過ちを犯しました。
しかし、寛容な心でご子息をこの家に迎えてください。
この婚約は、私が必ず破談にします。約束します」
こうして、JD の説得に成功。一家は、JD の家に上がりこむ。
チントゥーは、JD が自分の娘ボビーと JD の息子ジョリーとの結婚を認めてくれたと思い、得意気にダブーに電話する。
「今、JD の家にいる」
それを聞いたダブー、娘のボビーとマックスを伴って、JD の家へ。
JD が出てきて、「皆さん、2 人が結婚するまで、ここに滞在してください」と家に迎え入れる。
実は、これもサニーが JD を次のように説得していたのだ。
「外にいるのは、ジョリーの友達とその婚約者です。
しかし、父親は 2 人の結婚に反対しています。
あの一家をここに迎え入れれば、ご子息は喜ぶでしょう。
そして、私は計画どおりにご子息を分かれさせます」
ダブーとチントゥーが一つ屋根の下にいるのだから、いずれは顔を合わせる。
マックスはダブーに、サニーはチントゥーに、「自分は本妻の子供で、相手は JD の愛人の子供」だと言ってその場を切り抜ける。
話し変わって、ジョリーの本当の恋人ジェイロ。
怪しげな写真家ソーサのモデルになっている。
ジョリーがジェイロを連れ出そうとすると、大勢のボディーガードが襲ってくる(わけわからん展開)。
そこに現れたマックスとサニー。大勢の敵をすべてやっつける。
ジェイロがジョリーに言う。
「許してほしかったら、条件を受け入れて」
「受け入れる。で、条件とは?」
「あなたの家に連れて行って」
こうして、ジェイロも JD の家へ。
3 組のカップルがそろったところで、『Right Now Now』が流れる。
JD はサニーに言う。
「君の話しに乗ったら、この家はまるで民宿だ」
そのとき、JD に旧友のバトック パテール(ボーマン・イラニ)から電話がかかってくる。
バトックとは、子供同士を結婚させるという約束がある。
そのバトックが、明日、娘を連れてロンドン空港に着くというのだ。
バトックを空港で出迎えたジェイとジョリー。
ところが、何と、バトックの娘は、ジェイの恋人パルーだったのだ。(すごい展開)
パルーの手前、ジェイは自分が JD の息子のジョリーで、「ジェイ」は自分の愛称だと言ってしまう。
こうして、バトックとパルーも、JD の家へ。
互いの関係がグチャグチャだが、整理すると次のようになる。
ダブーと娘ボビーは、マックスが JD の息子ジョリーだと思っている。
ジェイをマックスの運転手だと思っている。
マックスはボビーを愛している。
チントゥーと娘ヒーナは、サニーが JD の息子ジョリーだと思っている。
ジョリーをサニーの運転手だと思っている。
サニーはヒーナを愛している。
JD は、自分の息子ジョリーがチントゥーの娘ヒーナと婚約したと思っている。
そして、運転手のサニーが分かれさせてくれると思っている。
ジョリーは、ジェイロを愛している。
バトックとパルーは、ジェイが JD の息子ジョリーだと思っている。
ジョリーをジェイの運転手だと思っている。
ジェイはパルーを愛している。
JD とバトックの話し合いで、結婚式は 5 日後の 8 月 15 日と決まる。
ジェイ、ジョリー、マックス、サニーの 4 人にとって、この混乱をどう収めるかが問題。
サニーが言う。
「もし JD とバトックが反目しあうようになったら、問題は解決する」
「どうやって、やるんだ。2 人は親友だぞ」
「俺とマックスも親友だったが、1 人の女のせいで敵同士に変わった。
あの 2 人の爺さんの間に美女を割り込ませれば、面白いことになる」
その美女の名は、アナーカリー。
アナーカリー(マライカ・アローラ)が踊る『Anarkali Disco Chali.』(アナーカリーはディスコに行く)
インド映画には、エネルギー爆発の素晴らしい歌&ダンスがいくつもある。
ぜひとも、映画館の大きなスクリーンで見たいね。
(続く)
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