2013年10月3日木曜日

インド映画『Sholay』 (ショーレイ) -- その7

逃げろ、バサンティー! 頑張れ、ダンノー!
必死で逃げるものの、結局はガッバルの手下に捕まってしまう。

ビルーは連れ去られたバサンティーの後を追うが、待ち伏せていたガッバルの手下に捕まってしまう。

ガッバルの前に引き出されたバサンティー。
手下の 1 人が言う。
「去年のジャムナダースの娘の結婚式を覚えていますか?
その女、そこで素晴らしい踊りを披露していました」
「焼け付くような情熱的な踊りだろうな」とガッバル。
「俺たちにも見せてくれ」

そこへ、ガッバルの手下に捕まったビルーが連れて来られる。
2 本の柱の間に縛り付けられたビルー。

ガッバルはバサンティーに言う。
「お前の恋人を助けたければ、俺たちに踊りを見せろ」

ガッバルの手下が銃を構えてビルーを狙う。
「あいつが生きていられるのは、お前が踊り続けている間だけだ。
お前の足が止まったら、あの銃が火を噴く」

この映画最大の見所、血まみれのダンス シーンだ。


Haan, jab tak hai jaan jaane jahan
は~ じゃ た け じゃ~ん じゃ~に~ じゃは~ん
Yes, as long as I have life, oh lover
命ある限り

Main naachoongi
め~ な~ちゅんぎ~
I will dance
私は踊る

踊るバサンティーの足元にガラスビンが投げつけられ、それが割れる。足元にガラスの破片。それを見て、ニヤリと笑うガッバル。何という悪い奴だ!

すまん、感情移入しているところを台無しにするが、このダンスシーンを見て思った。
映画を見ている俺たちには、音楽が聞こえているが、ガッバルやその手下には、音楽は聞こえてないんだよな。音楽なしで、これだけ踊れるものか? 見ているガッバルも、音なしで楽しいのか、、、などと思ってしまうのであった!

さて、ビルーを助けるために、踊り続けるバサンティー。
ガラスの破片で傷付いた足からは血が流れ、徐々に体力がなくなっていく。

踊り続けられない、もうダメだ、、、そう思ったとき、1 発の銃声が響き、ビルーを銃で狙っていた手下が倒れる。ジェイが助けに来たのだ。
「少しでも動いた奴は殺す」
高台で銃を構えるジェイ。
「ガッバル シン!銃を置くよう 手下に言え!」

こうして、ジェイとバサンティーを救出して逃走したものの、ガッバルの手下が追ってくる。
橋にさしかかるところでジェイの馬が打たれてしまう。
ジェイも負傷。3 人は、岩陰に隠れて応戦することになる。
「ビルー、1 頭の馬で 3 人逃げるのは不可能だ。
バサンティーを村に連れて行き、すぐ戻ってきてくれ」とジェイ。
「お前を 1 人残せない」とビルー。
ジェイは言う。
「よし、コイントスで決めよう。表なら俺が残る、裏なら お前が残れ」

コイントスの結果は表。ビルーはバサンティーを連れて村に。

ジェイは 1 人で奮戦するが、弾が尽きてしまう。
「残り 1 発!」

ジェイはよたよたと橋のところに出て行く。敵がバンバン撃ってきて、ジェイは弾を受ける。
ジェイは拳銃の狙いを定めて、敵が橋の上に落したダイナマイトを撃つ。
見事、ダイナマイトが爆発し、敵は逃げ去ってしまう。

ビルーが戻ってくる。ジェイは瀕死の重症。
「俺はもうダメだ」
「そんなことはない、村へ帰ろう。何もかもうまくいく」
「すまない。お前の子供たちに話しをしてやれなくなった」
「ジェイ、大丈夫だ。お前が死ぬわけがない」
「お前が子供たちに、俺たちの友情と武勇伝を話すんだ」

いつの間にか、村人が来ている。ラーダの姿も見える。
「できなかったことが、もう 1 つある。夢を見たが、実現できなかった」とジェイ。
そして、ジェイが力尽きる。

タークルの胸に顔をうずめて涙するラーダ。
しかし、両腕のないタークルは、抱きしめてやることもできない。
バックに、Yeh Dosti (イェ ドスティ: この友情)の悲しみバージョンが流れる。


ふと、ビルーがジェイの手に握られていたコインを見ると、どちらも表。
「ジェイ、俺の命を救うために騙したのか!」

「お前が流した血にかけて誓う! 奴らを 1 人残らず殺す!
ガッバル シン、覚悟しろ!」

親友ジェイの仇を取るために、ガッバルのアジトに向かうビルー。
最早ガッバルの手下など、ビルーの敵ではない。

「ガッバル、出て来い。男らしく勝負しろ」

で、下のようになる。


まさにガッバルを殺そうとするとき、タークルの声。
「ビルー、ガッバルを私に引き渡せ」
「いやだ、タークル。こいつは俺が殺す」
「約束を忘れるな!」
「約束など知るか! こいつは俺の親友を殺したんだ!」
「私に約束したのは、その親友だ。そいつを放せ」
「俺が約束していれば、破ってやったのに!」
そう言って、ビルーはガッバルを放す。

ガッバルとタークルの 1 対 1 の決闘が始まる。
タークルは、底に鉄の鋲を何本も打ち込んだ特注の靴を履いている。

ガッバルは、タークルに向かって言う。
「俺と戦うことはできないぞ! 両腕を切り落としてやったからな!」
「ヘビを殺すのに手はいらない。足があれば十分だ、ガッバル!」とタークル。

でもって、この映画の 2 つの結末に至る。
1 つは復習編、もう 1 つは正義の裁き編だ。
復習編では、タークルがガッバルを殺して本懐を遂げる。
正義の裁き編では、殺す寸前に警官隊が現れ、ガッバルを司法の手に委ねる。

後は映画を見てくれ。残り 5 分もない。

気になるだろ?
ビルーは村に残るのか?
ビルーとバサンティーが、その後どうなるか。


字幕の翻訳完了。今の時点での評価は A。
不朽の名作ではあるが、S には届かず。

通しで見たら、また感想も変わるだろう。

まだ英語字幕を日本語に翻訳しただけなので、日本人が作成した日本語字幕としては不満だらけだ。これから、日本語字幕として完成させる作業がある。完成まで、もう一頑張り!

んじゃ~、またな。



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