その話しを聞いて、ビルーとジェイは、タークルから受け取った金を返す。
しかし、ガッバルを生け捕りにしろというタークルの依頼は断らない。
「ガッバルを生け捕りにして、私に引き渡せ。約束しろ! 奴を生け捕りにすると!」
「分かった、約束する。しかし この金は返す」
こりゃ、高倉健の任侠の世界にも通じるものがある。
インドにも、こういう精神文化があるんだね。
そんなところに知らせが入る。
ジプシーのキャンプで、ガッバルが武器商人と会うという。
でもって、ジプシーのキャンプ。ガッバルと武器商人の前で繰り広げられるジプシーのダンス。
流れる曲は、「Mehbooba」(メヘブーバ: 愛する人)。
歌詞は別にどうってことない。
「好きや、好きや、好きでんねん、恋人よ」ってな感じだ。
ところで、ジプシーって、インド起源なんだってね。
ハンガリーとか、その辺が発祥かと思ってた。
今でもジプシーいるのかね、インドに。
キャンプのテントに忍び込んだビルーとジェイ。
突然、大爆発! ビルーとジェイが、武器弾薬を爆破したのだ。
ガッバルには逃げられたものの、先制攻撃は大成功。
ここからは、料理で言えば箸休め。
盲目の老人イマムサハーブに、ジャパルプールの親戚から手紙が届く。老人の息子アーメドの就職先が決まったから、すぐに寄こしてほしいという内容。郵便屋の眼鏡を拾ったバサンティーが、手紙を届けた郵便屋に眼鏡を届け、郵便屋が手紙を読むのを聞いている。
相変わらず、よくしゃべるバサンティ。
「私、お寺へ行く途中で、この人の眼鏡を拾ったの。今 思い出したわ!」
バサンティーがシバ神の像の前で願い事をしていると、、、
シバ神の像の後ろに隠れているビルーが、筒を口に当てて神様の真似。
「どうか、私が女王のように振舞える家族に嫁がせてください!」
「若い娘よ...」
「誰なの?」
「私だ」
「神様! あなたなの!信じられない!」
「娘よ、私はお前の相手を見つけた。男の名前は ビルーだ」
「ビルー? 私の人生がかかっています!神様、お急ぎになる必要はありません!
あの人、見かけはいいですが、最低の馬鹿男です」
「私の言うことに逆らえば、一生結婚はできんぞ!」
そんなバサンティーを神様の像の後ろに、こっそり案内するジェイ。
「お前が彼を喜ばせるなら、私も喜ぶ!
お前が彼を怒らせるなら、私も怒るであろう!」
「そうなの?」
「えっ? つまり、その、、、」
「田舎者だと思って、馬鹿にしているのね!」
怒るバサンティ。そんなバサンティが大好きなジェイ。
流れる曲は、「Koi Haseena Jab」(コイ ハシナ ジャブ)。
「君が怒ると、一段と美しくなる」としつこく迫って、最後は仲良しに。
Koi haseena jab rooth jaati hai to
こい はしな じゃぶ る~てぃ じゃ~てぃ~ へ と
When any beautiful girl sulks
美人が怒ると
Aur bhi haseen ho jaati hai |
She becomes even more beautiful
一段と美しくなる
ビルーは、ジェイに頼む。
「バサンティーの叔母さんを説得して、俺たちの結婚を納得させてほしい」
ジェイは仕方なく説得に出かけるが、あえなく断られてしまう。
やけになったビルーは、ヘベレケに酔って、村の高い建物(水のタンクじゃないよな?)に上る。
バサンティと結婚できなければ飛び降りると大騒ぎ。
無理やり、結婚を認めてもらう。
さて、就職が決まったという手紙を貰ったアーメドは就職先の会社がある街に行くために駅に向かうが、途中でガッバルの手下に捕らえられてしまう。
無残に殺されてしまったアーメドが、村に送り返されて来る。
ガッバルの手紙には、「命が惜しければ、タークルの仲間の 2 人を差し出せ」と書いてある。
震え上がる村人。
しかし、アーメドの父である盲目の老人は言う。
自分は息子を殺されたが、服従はしない。屈辱の下で生きるくらいなら、名誉ある死を選ぶ。
手紙に書かれた場所で、村人が殺して差し出したように、うつ伏せで死んだ振りのビルーとジェイ。
ガッバルの手下がやってきて、2 人の上に置かれた手紙に気が付く。
「ガッバルよ、村人 1 人を殺せば、お前の手下 4 人を殺す」
突然、ビルーとジェイが寝返りを打って仰向けになり、拳銃で手下どもを撃つ。
生き残った手下が、ガッバルに、その手紙を届ける。
「面白い!」とガッバル。
「これで、ランガルー村の連中も終わりだ。
実に面白い」
いよいよ、ガッバルとの全面戦争!
これから、どうなるのやら、、、、
楽しみだ!!!
(続く)
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