ジョリー兄弟は、インドの美術品や宝飾品を海外に持ち出す密輸業者。
自分たちは現場に現れずに、人を雇って仕事をさせています。
その取引現場を警察に踏み込まれ、10 トンもの品物を押収されてしまいます。
ジョリー兄弟は、TMK に、品物を奪い返すよう依頼します。
警察は品物を列車でデリーに運ぶ計画。
列車は何があっても停車せずに、デリーに直行することになっています。
TMK は、警察が守る列車から品物を奪い返す計画を立てます。
列車の線路が通る村で映画の撮影を行います。
村人を信じ込ませるために、有名なスター、アーティシュ・カプールを出演させるつもりです。
アーティシュ・カプールと村人は革命家の役で、ジョリー兄弟の品物を運ぶ列車を、映画に登場する列車と間違えて襲撃し、品物を奪うという計画です。
ここまでは、前回紹介しました。今回は、その続きです。
映画の中で、映画の撮影シーンです。 チャンキー・パンディーが特別出演しています。 ホーリー祭を祝うダンスを始めますが、TMK たちが色粉を ガンガン撒きます。 粉だらけで何も見えなくなる中、撮影スタッフはカメラや照明、 その他の撮影機材を TMK たちに奪われてしまいます。 |
色粉だらけのチャンキー・パンディー。かわいそう。
撮影スタッフの撮影車まで奪った TMK たちは、撮影機材を持ってドリヤ村にやってきます。
村人を前に、TMK は、ここで映画の撮影を行うと言います。
村長: 「君らはここで何をしている?」
TMK: 「シューティング、シューティング」
村長: 「シューティング(撃つ)? 何を?」
村人: 「チンカラ、ブラックバック?」
TMK: 「映画のシューティング(撮影)です」
この映画、こんな調子の会話がほとんど。駄洒落ばかりで、本当に訳しにくいです。
上の会話に出てくるチンカラとブラックバック、知らない人のために写真を載せておきます。
さて、村で撮影と聞いて、村人は大喜び。
撮影許可証を見せろと言っていた警官も、重要な役で映画に出してやると言われると、、、、
吉本新喜劇で育った人間としては、この軽率さがたまりません。
TMK は、1 週間後に撮影を始めると言い残して村を一旦去ります。
そして、アーティシュ・カプールの家へ。
アーティシュ・カプールを演じるのは、アクシャイ・カンナー。
この人、なかなかの芸達者。そこそこ存在感もあるし、出演作品に恵まれたらドッカ~ンとブレイクするかもしれません。
アーティシュ・カプールは、オスカーを取りたくて仕方ありません。
ダムドッグ・ミリオネア(スラムドッグ・ミリオネア)のオスカー授賞式をテレビで見ながらメソメソしています。
そのテレビに特別出演しているのが、スラムドッグ・ミリオネアで司会役を務めたアニル・カプール本人。インド映画界の色んな人が特別出演しているので、それだけでも面白い映画です。
このテレビ、LG 製です。日本製のテレビは、インドでは売れてないようです。
アーティシュ・カプールがマネージャーのバンティ・バウェイジャ(スディール・パンディー)に当り散らしているところに TMK が登場。
「私はオスカーのために、この映画を撮る」という TMK の言葉を信じ込むアーティシュ。
夢にまで見たオスカー! アーティシュは 1 も 2 もなく出演を承諾。
マネージャーのバンティーは、「報酬は? 金は?」と尋ねます。
すると、、、
そう来るだろうなとわかっていても面白いです。
そして、いよいよドリヤ村で撮影開始です。
「ボス、この作戦はいつ始まりますか?」
「この作戦が始まるのは、、、」
この持っていきかたも、面白い! 私は大好きです。
何回も書きますが、この映画が 10 点満点で 2.5 なんて、ありえません。
後半、吐き気をもよおすほど下らなくなるのでしょうか?
ここまでの私の評価は、7.5 です。
撮影スタッフの撮影車まで奪った TMK たちは、撮影機材を持ってドリヤ村にやってきます。
村人を前に、TMK は、ここで映画の撮影を行うと言います。
村長: 「君らはここで何をしている?」
TMK: 「シューティング、シューティング」
村長: 「シューティング(撃つ)? 何を?」
村人: 「チンカラ、ブラックバック?」
TMK: 「映画のシューティング(撮影)です」
この映画、こんな調子の会話がほとんど。駄洒落ばかりで、本当に訳しにくいです。
上の会話に出てくるチンカラとブラックバック、知らない人のために写真を載せておきます。
撮影許可証を見せろと言っていた警官も、重要な役で映画に出してやると言われると、、、、
吉本新喜劇で育った人間としては、この軽率さがたまりません。
TMK は、1 週間後に撮影を始めると言い残して村を一旦去ります。
そして、アーティシュ・カプールの家へ。
アーティシュ・カプールを演じるのは、アクシャイ・カンナー。
この人、なかなかの芸達者。そこそこ存在感もあるし、出演作品に恵まれたらドッカ~ンとブレイクするかもしれません。
アーティシュ・カプールは、オスカーを取りたくて仕方ありません。
ダムドッグ・ミリオネア(スラムドッグ・ミリオネア)のオスカー授賞式をテレビで見ながらメソメソしています。
そのテレビに特別出演しているのが、スラムドッグ・ミリオネアで司会役を務めたアニル・カプール本人。インド映画界の色んな人が特別出演しているので、それだけでも面白い映画です。
このテレビ、LG 製です。日本製のテレビは、インドでは売れてないようです。
アーティシュ・カプールがマネージャーのバンティ・バウェイジャ(スディール・パンディー)に当り散らしているところに TMK が登場。
「私はオスカーのために、この映画を撮る」という TMK の言葉を信じ込むアーティシュ。
夢にまで見たオスカー! アーティシュは 1 も 2 もなく出演を承諾。
マネージャーのバンティーは、「報酬は? 金は?」と尋ねます。
すると、、、
そう来るだろうなとわかっていても面白いです。
そして、いよいよドリヤ村で撮影開始です。
「ボス、この作戦はいつ始まりますか?」
「この作戦が始まるのは、、、」
この持っていきかたも、面白い! 私は大好きです。
何回も書きますが、この映画が 10 点満点で 2.5 なんて、ありえません。
後半、吐き気をもよおすほど下らなくなるのでしょうか?
ここまでの私の評価は、7.5 です。
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