2012年9月6日木曜日

インド映画『Delhi Belly』(デリ ベリー) -- その 6

相変わらず、Delhi Belly ?
そう、今も Delhi Belly。

どこがそんなに面白い?
あらゆるカット、あらゆるシーン、あらゆる台詞、すべてが面白い!

3 人のルーム メイトの中でも、特にニティンが面白い。

家主のマニッシュの浮気現場をカメラに収めて、それをネタに脅して家賃をタダにしてもらおうとするニティン。以下は、タシとアループに、マニッシュの浮気の写真を見せているところ。


How'd you get these?
(こんなもの、どうやって手に入れた)

No, that's the wrong question. 
(質問が違う)
The right question is, are we going to pay rent anymore?
(聞くならこうだ。これ以上、家賃を払うのか?)
And the answer is?
(そして、答えは?)
No. No more rent. No more fucking rent.
(なしだ。 家賃はなし。これ以上、家賃はなしだ)

What are you talking about?
(何を言ってる?)

I'm talking about a small business transaction with our landlord.
(家主との、ちょっとした交渉の話しだ)
He gives us some money and these pictures don't get to his wife.
(彼は我々に少しばかり払う。そして、この写真が奥さんに渡ることはない)

You're going to blackmail him?
(彼を脅迫するのか?)

It's not blackmail. It's a sign, from God.
(脅迫じゃない。これは神のお告げだ)

Oh, you're going to blackmail him.
(やはり脅迫するつもりだ)
We're living with a criminal. lt's Nitin Sobhraj.
(我々は犯罪者と暮らしている。その名は、ニティン・ソーブラージ)

I'm just the higher moral authority in Manish's life -
(俺は、マニッシュに道徳を教えてやるだけだ)

You're the higher moral authority in his life?
(お前が道徳を教えるだと?)

Yes, yes, and I'm asking him to mend his evil ways -
(そのとおり。俺は彼を悪の道から救い出す)
- l'm not a benevolent god.
(しかし、俺は情け深い神ではない)

Don't tell me anymore, right -
(それ以上、言うな。いいか-)
- because when the cops come to get you ,
(警察がお前を捕まえに来ても、)
I don't want to be dragged in as an accessory.
(俺は共犯として巻き込まれるのは嫌だからな)

An accessory? Listen to him using big words.
(共犯だと? 聞いたか、何を大げさな)
An earring is an accessory, you choot -
(何が共犯だ、バカめが)
注: ここでは「共犯」と訳しているが、英語では「アクセサリー」と言っている。このため、この台詞を直訳すると「アクセサリーとは、イヤリングだ。バカめが」となる。 洒落た面白い台詞の 1 つだ。
- listen I've been in this business for two years, nobody gets -
(いいか、俺はこの仕事を 2 年間やっているが、捕まったことはない)

I'm sorry, you've been in this business for two years?
(何だって、お前、こんなことを 2 年もやっているのか?)

落ちがついたところで、ニティンのテーマ ソング「Bedardi Raja」(ベーダルディー ラージャ)。


デリーのゴミゴミした、雑然とした街の様子が浮かんでくるような名曲だ。しかし、歌詞の英訳を探してみたが、見つからない。こんな良い曲の歌詞の英訳が見つからないのは、極めて珍しい。意図的に公開していないのだろうか? これでは、何を歌っているのか、分からんではないか!

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