1975 年公開だから 38 年前の映画。
インド人なら誰でも知ってる作品なんだって。
Sholay とは英語で Embers という意味。
石炭や炭が燃えるときの赤々とした炎のことだ。
映画のオープニングは、こんな感じ。
画面奥から手前に走るレール。
列車が入ってくる。
一人の男が列車から降り立つ。
出迎えた男に尋ねる。
「タークルさんは?」
「こちらへどうぞ」
2 人は駅舎を通り抜ける。
カメラがズームアウトして左へパン。
駅舎の裏につながれた 2 頭の馬。
2 人は馬に乗って、タークルのいる村へ。
真っ赤な文字のタイトルが表示される。
ここまで、カットなし。一発で撮っている。
名画の香りがするカメラワークだ。
冒頭の、このシーンを見ただけでもワクワクする。
SHOLAY の文字。
どこか懐かしい音楽。
岩山の雰囲気は、マカロニウエスタン。
列車で着いた男は、タークルから手紙を受け取って出向いてきたのだ。
タークル役はサンジーブ・クマール。
三船敏郎や勝新太郎もビックリの、ものすごい存在感だ。
タークルは、列車で到着した男に向かって言う。
「2 人の男を探してほしい」
2 人の男とは、ビルーとジェイ。2 人組みの強盗だ。
タークルは、自分の仕事に必要なのだという。
「こんな連中、何の役にも立たないでしょう」
しかし、タークルは言う。
「それは違う。確かに悪人だが、よいところもある」
そして、2 年前の回想シーンが始まる。
タークルは、ビルーとジェイを逮捕し、貨物列車で 2 人を護送していた。
ビルー役はダルメンドラ(左)、ジェイ役は若き日のアミタブ・バッチャン(右)だ。
そこへ現れた列車強盗。
ずいぶん古典的な列車強盗だ。
馬に乗って襲ってくるところは、まるでインデアン。
しかし、迫力ある。
ビルーとジェイの活躍で列車強盗を追い払ったものの、撃たれて重症を負ったタークル。
ビルーとジェイは、タークルを置き去りにして逃げるか、病院へ連れて行くか悩む。
病院へ連れて行けば、自分たちは捕まって刑務所行きだ。
そして、コイントスで決めることに。
「表なら病院、裏なら逃げる」
結果は、、、、、
「表だ」
タークルは、2 人に命を救われたのだった。
タークルは言う。
「奴らは犯罪者だ。しかし勇敢だ。
奴らは悪だが... 人間でもある。
私のために、そいつらを探してくれ」
こう言われたのでは、タークルの依頼を引き受けないわけにはいなかい。
「2 人が刑務所にいるなら、簡単に見つかるでしょう。
しかし自由の身なら、見つけるのは困難です」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
翻訳が進んだのは、ここまで。
3 時間以上もある映画なのに、まだ始まって 17 分を少し過ぎたあたり。
かかるなあ~。
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