歌詞って、文章になっていないので、イメージをつかむのが大変です。
というか、ヒンディー語はほとんどわからないし、英語も苦手なので、詩のイメージなんてつかめるわけがありません。
曲の雰囲気と、なんとなく聞こえてくる単語をそれらしくつなぎ合わせて、自分が納得できるような日本語をでっち上げるのが精一杯です。
今、ティース・マール・カーンでゲスト出演のサルマン・カーンのダンスが見られる Wallah re Wallah(バラー・レ・バラ)の歌詞を見直しているところですが、そもそも Wallah をどう訳せばよいものか、悩みます。
この曲、イードを祝う曲として流れます。イードはイスラム教の祝祭で、Wallah は「神に誓う」というような意味のアラビア語です。
Wallah re Wallah を「神に誓って」と訳してみましたが、インドの言葉に堪能な人から見たら、「こいつバカじゃないの?」と言われるような訳かもしれません。
ヒンディー語も英語もよくわからずに翻訳などをしていると、解体新書の翻訳がどれだけ大変なものだったか、当時の苦労が偲ばれます。江戸時代によくもまぁ、難しい本を訳したものです。
それに、驚くのは明治時代の上田敏の翻訳によるベルレーヌの詩「秋の歌」。ノルマンディー上陸作戦の暗号としても有名な詩です。
秋の日の
ヰ゛オロンのためいきの
身にしみてひたぶるに うら悲し
私、こんな訳、無理です。それに、この字「ヰ゛」読めません。
で、調べてみたら、色んな人が色んなふうに訳しているんですよね。
参考になります。
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