彼女は言う。
「あなたは、この世界にどれだけ耐えられる?
1 分、1 時間、1 日?
私は、この世界で 40 年生きてきた」
「暗闇」と訳したのでは生ぬるい。
「暗黒」ではどうだろうか? それとも「漆黒」?
まだ足りない気がするが、他に思いつかない。
とりあえずは、「漆黒」としておこう。
(注: 翻訳終了後 、日本語タイトルは諦めた、2012/7/7)
(注: 「ブラック」に決めた、2012/7/13)
かつて、インド映画に、これほど残酷で過酷な運命を描いた映画があっただろうか。
世界中を探しても、多くはないだろう。
- 公開: 2005年2月
- 監督: サンジャイ・リーラ・バンサーリ
- 主演: ラニー・ムカルジー、アミタブ・バッチャン
ラニー ムカルジーとアミタブ バッチャンは、前回訳した「Bunty Aur Babli」(バンティとバブリ)のバブリ役と、刑事のダシュラート シン役の 2 人。前回の「Bunty Aur Babli」と、今回の「BLACK」を見比べると、同じ人間が演じているとは思えないほどの変わりようだ。どちらも、うまい! インド映画など、吉本新喜劇や松竹新喜劇の延長だと思っていたら大間違いだ。
ラニー ムカルジーは、この映画で新境地を開いた。
残念ながら、日本ではまったく知られていないこの映画、お隣の韓国では静かなブームになったそうで、羨ましい限りだ。
これほどシリアスな映画の字幕をうまく訳せるかどうか。
頑張ってみたい。
よもやS・レイ知らないわけないよな・・・
返信削除にしては安易な書き方のような気も・・・